子どもの初めてのアルバイト、親はどんな心境で見守っているのでしょうか?
今回は、成人した我が子が社会で頑張る姿を見た時のエピソードです。
子育て終了間近に感じた子どもの成長は感慨深いものがあります。
自分の意思で始めたアルバイト。さあ、どうなるのでしょうか?
こんな方におすすめ
- 他の家庭の子育てが気になる方
- 成長した子どもの姿を見てみたい方
- 子育ての結果が知りたい方 など
◎この記事を書いた人

初めてのアルバイト

我が子が2023年4月からアルバイトを始めました。
アルバイト先を探すにも、初めてのことばかりで何を基準にしていいのか分からず、親から仕事を探す基準を聞き、数日が経過。
ある日、働きたいアルバイト先の求人を発見し、早速申し込みをし、面接し、無事にアルバイト先が決定。
社会経験は必要だと思っていたので、親が今まで経験したことを簡単に伝えました。
毎日では無いですが、シフトに基づいて働き始めました。
本人の意思で始めたアルバイト。
アルバイトの研修中、分からないことばかりで不安が募っていました。
「自分に合っているのか?」
「別の仕事が良かったのではないか」と。
時にはアルバイト経験がある友達に相談をすることもありました。
子どもが不安なことはできるだけ解消できるようにアドバイスし、見守っていました。
そんな日々を繰り返しながら、アルバイトを続けていきました。
1ケ月が経過

子どもがアルバイトを始めて1ケ月が経過しました。
週3日程度の頻度でアルバイトをするため、どうしてもアルバイト作業を忘れてしまうことが多くなる。
アルバイト先で教えてもらった内容をメモし、何度も復習する。
それでも不安が取り除けず、やはり自分にはレベルが高いアルバイトだと感じ始めるようになっていた。
初めての職場は慣れないことだらけ。
人間関係も一から築き上げなければならない。
出来ないことばかりで、自分や嫌になることもある。
でも冷静に考えれば社会経験がないのに上手くできないのは当然で、経験を一つずつ積み上げていくしかない。
ただし全くのゼロではなく、培ってきた学生生活の経験を活かすことはできる。
初めの3カ月間が一番苦しい時期なのかもしれないが、
出来なくで当たり前!
と軽く受け止め、前を向き歩き始めた。
少しずつ、アルバイトでできることが増えていき、自信もつきアルバイトに行く顔つきも良くなっていきました。
ただし、例外もある

時にはどうしても合わない場合もあります。
それを見極める力も必要です。
決して「逃げ」ではない。
私が仕事をしていた頃、今の家庭環境で続けられる労働条件では無いことは以前から分かっていました。
退職する時期を検討し始めた頃、過労で心身が強制終了してしまい仕事ができなくなってしまいました。
頑張ることと、無理をし過ぎることは決して同じではありません。
自分をもっと大切にするために、自分の許容範囲を知った上で、自分ができることをすればいいのだと改めて感じています。
こっそり偵察に行ってみた

子どもがアルバイトを始めて3カ月が経過。
先日、こっそり子どものアルバイト先へ行ってみました。
「頑張って働いている~!!」
アルバイトを辞めようと思ったこともあったが、失敗することもあるけれど、今はイキイキと仕事をしている姿を見て感動。
「な、泣けてくる・・・」
こんなに成長したのだと改めて感じると同時に、ここまで諦めずに努力してきた姿を見てきたからこそ、感動してしまう。
これからも全力で応援します!!
アルバイトを始めて1年経過

子どもが同じアルバイトを続け1年が経過。
担当できる仕事も増え、休日は多くのお客様対応に始めは戸惑っていましたが、今では余裕が出てきている。
初めは誰でも分からないことだらけ。
自分の能力不足や自己否定などマイナスの感情と向き合いながら一歩ずつ進みできることを増やしていけばいいのだと思う。
完璧でなくてもいい。
ベストを尽くして精一杯誠実に対応すれば思いは届く。
諦めずここまで頑張ってきた娘の姿が今まで以上に輝いて見えた。
さいごに

今回は「子どもの勇姿」について綴ってきました。
年齢に関係なく、やはり子どもが頑張る姿にはいつも感動してしまいます。
自分の年齢と共にどんどん涙もろくなっています。
社会に出て仕事をする経験は今後の大きな糧となるので、引き続き応援しながら見守っていこうと思います。
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